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ファイルメーカーで「仕事ができる人」になった50代男性の話

ある知人男性の話です。

彼は、40代で始めた事業がコロナの影響でうまくいかなくなり、やむなく廃業することに。

工場勤務のかたわら独学で学んだファイルメーカーが彼の人生を変えました。

その時もう50代近くなっていたのに、工場勤務から一転、IT系会社で働くようになり、さらにデータベース開発の考え方を取り入れて職場の業務効率化に貢献し、会社からの評価が上がり、さらに時給も上がったということです。

一時はもうダメだ、と思ったこともあったそうですが、今ではすっかりその会社になくてはならない存在になっているそうです。

現在は働きながら事業の再開に向けて独立準備を開始し、独立に先立ってファイルメーカーで業務システムを開発しているそうです。

もしファイルメーカーに出会っていなければ、今ごろはホームレスになっているかもしれません、と笑いながら言います。

何が彼の人生をこんなに変えたのでしょうか。ファイルメーカーにそんな人生を変える力があるのでしょうか。

もう少し詳しくみていくことにしましょう。

なかなか決まらない再就職

なかなか決まらない再就職

彼は大学卒業後一般企業に就職しましたが、どうしても独立したいとの思いから一念発起、独立して個人事業主で頑張ってきました。

しかし、コロナの影響で売り上げがなくなり、支払いが滞るようになってきたため、やむなく廃業することにしました。

廃業後は家族もいるので生活のために職を探しますが、その時すでに50代になっていたこともあり、なかなか正社員で雇ってくれるところはありませんでした。

ハローワークに通ったり、公共の相談所に行って専門員と相談したりもしましたが、自分の持っているスキルと求職ニーズが合わず、正社員は無理だと悟ったようです。(あるのは夜勤の仕事ぐらいだったそうです。夜勤なら給料は良かったのですが、家族に迷惑がかかるため断念したとのことです。)

それでもなんとか派遣で工場の職を見つけることができました(かなり妥協したようです)。しかし、就職活動をする中で自分にITスキルが不足していることをものすごく痛感したそうです。

そこで、昼間は工場の仕事をしながら、スキマ時間を使ってエクセルを独学で勉強することにしました。

でもただ勉強するだけではつまらないので、一緒のタイミングで始めたブログのアクセス分析をエクセルでやってみることに。

なぜブログかというと、少しでも収入を増やすためというのがいちばんの理由です。ブログなら、自分が働いている時間でも、お金を生んでくれますからね。

脱エクセル化を目指してファイルメーカーへ

脱エクセルでファイルメーカーへ

最初は日付欄を作ってブログを訪れたユーザー数を入力して、平均や合計を求めたり、グラフを作ったりしていました。

でもそれだけだと、ざっくりした感じはわかりますが、どんな記事を書いたらいいのか、自分のどの記事にどんな問題があるのかがよくわかりません。また、訪問者がどんなページをよく見ているのかもよくわかりません。

ただの自己満足に終わってしまっている、と気付いたそうです。

もっと高度な分析ができないか探していたところ、ファイルメーカーと出会い、当サイトを通じてブログの分析ツールを作ってみることにした、とのこと。

関連記事:ブログを収益化するなら、管理ツールはファイルメーカーが最強

最初は難しそうだったけど、やってみたら楽しかった

最初は、ファイルメーカーって専門的そうで自分にはちょっとハードルが高そうだという印象だったそうです。でも、講座の動画やユーチューブチャンネルを見ているうちに自分でもできそうだと感じたようです。

そこで、まずはファイルメーカーの無料試用版をダウンロードして、当講座の無料お試し講座を見ながら、自分でアプリを作ってみたそうです。

すると、ものすごく簡単に自分でもアプリが作れことに驚いたそうです。

少しずつステップアップして、有料の講座を試しながらも自分なりのアプリを作っていったとのこと。

「もう何個も失敗して、リレーションがぐちゃぐちゃになってわけわからなくなってたりしていました」と彼は言いますが、それでも自分の考えたように動くことが楽しくて、次は何を作ろうとワクワクしていたそうです。

そして分析ツールの構築を通してファイルメーカーの機能をいろいろ試していくうちに、すっかりファイルメーカーにハマってしまいました。

分析ツール以外でも、タスク管理やスケジュール管理など、いろいろなカスタムアプリを自分で作れるぐらいになりました。

工場勤務から事務職へ

事務所で働く男性

半年ほど経って、慣れない工場仕事で体を壊してしまいました。

体を使う仕事ができなくなったため、デスクワークの仕事を探しましたが、派遣とはいえ男性で50代のデスクワークの仕事はなかなかありません。

それでも応募を繰り返し、たまたま面接で出たデータベースの話題から仕事が決まりました。

とは言っても、データベースエンジニアではなく、普通の事務の仕事です。

しかし、彼の話によると、複雑な業務内容のため、これまでの担当者では人為的なミスが頻繁に発生していたようです。

アクセスを使い、作業効率アップ

作業効率アップ

これを最小工程に分解して、アクセスでフォーム入力の形で情報をわかりやすく整理して上げることで、作業効率が大幅に改善したそうです。また、ミスもほとんどなくなったそうです。

最初はアクセスが使いづらく、単純なクエリぐらいしか使えなかったのですが、フォームが使えるようになると、ファイルメーカーの経験が活かせるようになり、実業務に合わせたツールにまで発展させることができるようになりました。

このツールを見た上司が高く評価してくれて、職場標準のツールになったそうです。

最初に事務職の仕事を始めてからは、不慣れなため失敗の連続で、いつ契約を切られるか不安でいっぱいだったとのことですが、今ではすっかり仕事のできる人と言う評価をもらっているそうです。

ファイルメーカーの経験を業務改善に活かす

ファイルメーカーの経験を仕事に活かす

ファイルメーカーでこれまでいろいろなアプリを作った経験から、仕事をしていくうちに、自然とこんなシステムがあればもっと早くできる、もっとミスを減らせることができると気づくことができるようになったそうです。

やはりエクセルだけだと限界があるので、やはりデータベース化しないと厳しい側面があるとのこと。

ファイルメーカーの経験からデータベース化の思考が自然にできるようになったそうです。

仕事を実際にこなす中で、その業務にピッタリのカスタムアプリが出来上がるわけですから、生産性が向上しないわけありませんね。

課題もある

課題も見えてきた

カスタムアプリは、作ってそれで終わりではありません。

仕事のやり方に合わせてメンテナンスしていく必要があります。

とは言っても、開発専任ではないので、業務の合間をぬってのメンテナンスとなります。

また、未来永劫ずっとその職場で働き続けることはできません。

「年齢の問題もあるし、それにもともとが個人事業主だったんで、もう一回自分のビジネスで独立したいと考えています」

今の課題は、職場から彼がいなくても、誰でも業務ツールをメンテナンスすることができるようにすることだそうです。

「丁寧にマニュアルを作ったり、アクセスに詳しくない人でもマウス操作でメンテナンスできるようにしたり。やるべきことはまだたくさんあります。自分がいなくても、業務に携わる人が改善できるように、シンプルな作りにして、あまり複雑なシステムにならないように気をつけています。」

エクセルでグラフが作れるぐらいのスキルがあれば、メンテナンスできるようにしたいとも言っていました。

自分が職場を去ることを見据えて、同僚へ引き継ぎもかねて、メンテナンス方法を説明しているのだそうです。

「そもそもそんな大したシステムじゃないし、エクセルに毛が生えたようなものなので、、、。ただ、業務効率はすごく良くなりました。ミスもほとんどないし。」

「外部にシステム依頼を出すとナン百万と取られるかもしれませんが、小さな職場のごく一部の仕事だけなんで、これで十分なんです。」

まとめ

パソコン画面を見て喜ぶおじさんたち

新しいことを始めるのに、年齢は関係ありません。

データベースっていうとすごく難しいイメージがあって躊躇してしまいますが、ファイルメーカーなら、割と簡単にデータベースの世界に入って行くことができます。

この記事で紹介した彼のように、一度自分でカスタムアプリを構築した経験があれば、業務をどうデータベース化すれば効率化できるかと言う発想が生まれやすくなります。

そして実際に手を動かして構築することに対してもかなりハードル低くなるのは言うまでもありません。

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関連記事: 個人事業主が業務ツールとしてファイルメーカーを使うべき6つの理由

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はたさん

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