できるなら、所有サイトの実績データは、毎日定期的にチェックしたいです。
でもサイトの数が多ければ、チェックしなければならない項目が多く、非常に手間です。
エクセルで管理するとなると非常に大変です。おすすめは、ファイルメーカーでの管理。
ファイルメーカーなら、必要なデータをダッシュボードのようにひとつの画面に見える化して表示できます。自分が必要なデータを、自分の好きな形でデータを出せるんです。
しかもプログラム知識、ほぼなくてもできるのがすごい。
一度設定しておけば、そこにデータを取り込むだけ。あとは分析に力を入れられます。
1画面内にデータをすっきり入れられれば、一目見てパッと状態がわかるから、ものすごい効率化にもなります。
データのレイアウトの仕方はいろいろあるけど、私がやっている方法を紹介していきます。
ファイルメーカーなら、こんなマニアックなことも個人で簡単にできてしまうという例として、読んでいただければ嬉しいです。
データ配置のレイアウト設計
ちょっと前まで使っていた、私のダッシュボード画面はこんな感じ。
13インチのノートPC画面に所有サイト全体の収入金額の情報と、個別のサイト情報がレイアウトされています。
画面上部(赤い線で囲っているエリア)が主に所有サイト全体の情報を表示するエリア。
画面下の青く囲っているエリアが個別サイトの情報を表示しているエリアです。
画面の左上のエリアは、主に操作系のエリアです。情報を取り込んだり、サイトを切り替えたりするボタンを配置しています。
なぜこんなレイアウトにしているかと言うと、まずはざっくり昨日の収益はいくらだったかを把握しておきたいこと。もう一つは、個々のサイトについては詳しく分析したいと言うことからです。
ふたつを別々のページにしても良かったんですが、別のページにしてしまうと、画面を切り替えたりするのがめんどくさいんです。
けっこうほら、全体の数字を見ながら、個別サイトの数字が気になったりすること、あるじゃないですか。
昨日と比べてなんで今日の売上は増えたのか?と疑問に思ったら、個々のサイトの情報を視線を下にするだけで良いわけですからね。
感覚としては、RPGゲームの画面みたいな感じに近いです。
1画面に必要な情報が入っていて、視線を変えれば今の状態がわかる、みたいな感じ。
ポップアップで、スペースの有効利用
PC画面の面積には限りがあるので、入りきらない情報も出てきます。
文字サイズを縮小するなど、一つ一つの表示サイズを小さくすれば、まあ入りますが、画面がごちゃごちゃしてくるし、老眼なので文字が小さいとよく見えなかったりします。
そこで便利なのがポップアップ。
これはボタンをクリックすると、小窓スペースが出てくる機能です。このスペースに情報を表示させることができます。
優先度は低いけど時々チェックしたい情報は、ポップアップを活用することで、ボタンをクリックするだけで必要な情報を参照できるというわけです。
しかも表示面積を節約できるという2重のメリットがあるのです。
ポップアップウインドウは、マウス操作で簡単に設置できるので、プログラム音痴な私でも簡単に作れます。
タブ機能を使って、情報を深掘りする
タブ機能は、スペースを有効活用できるし、情報を深掘りするときに便利です。
クリックでどんどん表示を切り替えられるメリットがあります。
入れ子構造にもできるので、多くの情報を組み込むことができます。さらにデータとデータの関連を比較したりするのにも役立ちます。
ポップアップと同様に、プログラム知識がなくても、マウスで簡単に設置できます。
本当にすごい簡単です。
自分で考えるのは、どういう情報をどう配置するかだけです。気に入らなければすぐに変更できます。だからこそ、時間効率化に繋がるというメリットが出てきます。
私の場合は、個々のサイト情報を表示するのにタブを活用しています。
まずは大きな項目にタブを設置。例えば、アクセス動向、アドセンス動向、アフィリエイト動向、検索クエリ、ランディングページ動向・・・・・・、といったように。
さらに詳しい情報は、タブの中に入れ子のタブを作成しています。
例えば、アクセス動向のタブだったら、ユーザー数、滞在時間、直帰率、ページ数などの推移グラフを配置。
マウスでクリックしていくだけで、詳細なデータをすぐに把握することができます。
私の場合は、老眼気味なので文字を大きくしたいこともあり、画面の都合も考えて、タブの中に2つのグラフを配置していますが、目の良い人は3つとか4つ配置しても良いでしょう。
データを連携してどんどん深掘りする
ファイルメーカーの良いところは、データとデータを関連させられることです。
例えば、アクセスが急増したページがあったとしましょう。
普通なら、そのページのアクセス動向を調査して、ページを表示したりして原因を探っていきます。あるいはめんどくさいので、「ふーん」で終わる人も多いでしょう。
でもアクセスデータとページのデータを関連していれば、その作業も不要になります。
なぜなら、ページの過去のデータが蓄積されているので、アクセスが急増した要因を探るために、そのページのデータを見ていけば良いのです。
上の画像のように、ボタンをクリックするだけで、そのページのデータにアクセスでき、これまでのアクセスや修正履歴、そのページの検索クエリ、掲載しているアフィリエイト広告、アドセンス広告のクリックなどの実績データなどなどを即把握できます。
まとめ
複数サイトの安定的な運営のためにも、数値チェックは毎日行いたいものです。
でもせっかく数値をチェックするなら、きちんと数字の意味を分析して改善につなげていきたいです。
そのためにも、ファイルメーカーを活用することで、自分の好きなように数字やグラフを配置ができ、自分が必要する情報を瞬時に把握することができます。
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