個人事業主が業務ツールとしてファイルメーカーを使うべき6つの理由

個人事業主が業務ツールとしてファイルメーカーを利用するメリットは多岐にわたります。

真っ先に言えることは、データベースの構築が比較的容易に作れることです。

特別なプログラミングスキルがなくても、簡単にフォームが作れてしまいます。(この辺は、こちらの10分で作る無料お試し講座を見ていただくと実感できると思います。)

そのため顧客情報やビジネスプロセスの管理を効果的に行うことができ、売り上げアップはもちろん、業務の効率化にもつなげていくことができます。

もし業務をデジタル化するためのツールをお探しなら、ファイルメーカーが結構使いやすくて良いと思います。

そこで個人事業主が業務ツールとしてファイルメーカーを使うメリットについてまとめました。

柔軟性とカスタマイズ性の高さ

ファイルメーカーはとにかく柔軟なデータベースプラットフォームなので、個人事業主は自身のニーズに合わせてカスタマイズすることが比較的簡単にできます。

これは私の経験則からも言える事ですが、この点は業務ツールとしてはかなり重要なポイントです。

当然のことですが、どんなにお金を出して大手のシステム会社に依頼して業務ツールを作ってもらったとしても、実際の作業に合わせて細かい調整が必要になってきます。

そんな時に作業者レベルでスッとカスタマイズできるか、それとも改修要望の依頼を出して改善されるのを延々と待つか。これ、ものすごい違いです。

どちらが経営に良いかは一目瞭然ですね。自分でカスタマイズできるに越したことはありません。お金も時間もかかりません。

システム改修を依頼する場合は、時間もかかりますが、当然お金もかかってきます。使う方からすると軽微な改修と見えるのに、システム側からすると設計上想定していない改修となる場合があります。

そうなると、大幅な改修が必要ですと言われて、見積もり金額の大きさに愕然とするかもしれません。

改修が完了するまで業務をストップすることはできないので、非効率な作業を続けることになります。

これってすごい損失ですよね。

ファイルメーカーであれば、自分で簡単に直せて、お金も時間もかからず、業務さらに効率化することができます。

もちろん、これは自身が業務ツールを構築できるからこそかもしれないとの思うかもしれません。

システム会社に頼めば一緒でしょ、と思うかもしれません。

でも、最近のファイルメーカーのシステム開発では、ファイルメーカーの柔軟性とカスタマイズ性を活かして、ある程度現場のユーザーを開発に巻き込み、日常のメンテやカスタマイズは作業者レベルでやってしまうことを前提にするように変わってきています。

このようにファイルメーカーの柔軟性とカスタマイズ性は、小規模なビジネスに大きなメリットをもたらすことはいうまでもありません。

顧客情報、在庫管理、プロジェクト管理など、さまざまな業務に対応することができます。

日本語対応 多くの日本人ユーザー

community

これってかなり重要なポイントだと思うんですよね。だけど、あまり誰も触れていない気がします。

ファイルメーカーって、アメリカのデータベースアプリですが、多言語対応の機能を持っており、日本語を含むさまざまな言語で利用できるように設計されています。

と言っても多言語語対応のアプリはけっこうありますが、ところどころで日本語がおかしかったり、日本語の違和感があったりするのですが、ファイルメーカーは全くそんなことありません。まるで日本のソフトのように自然に使えます。

さらに、日本市場はファイルメーカーにとって重要な市場の一ついうのもありますね。日本国内の企業や個人ユーザーがファイルメーカーを利用してビジネスアプリケーションを開発したり、業務効率化を図ったりしています。

平成や令和などの和暦も使えるし、日本語でスクリプトの検索も自然にできます。日本語で使ってて全く違和感がない。英語が苦手な人にも優しいです。

あと、多くの日本人ユーザーがいるので、なにか困ったことがあってもネットで検索すれば大抵解決できます。

使えるリソースが限られている個人事業主にとっては、かなり理想的な環境なのではないでしょうか?

直感的なユーザーインターフェース

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ファイルメーカーは直感的で使いやすいユーザーインターフェースを提供しています。特別なプログラミングスキルがなくても、簡単にフォームやレポートを作成できます。

ドラッグ&ドロップ操作で動きもとてもスムーズ。こう動いて欲しいと思い通りいうイメージ通りに動く感じ。

テキストフィールドやボタンを追加したり、配置を調整したりするのも簡単です。

エクセルやアクセスなんかだと、イメージ通りにならず変な感じになることが多いんですが、ファイルメーカーだとあまり違和感ない感じです。ほんと直感的というフレーズが当てはまりますよ。

この辺の操作感については、講座のYouTubeチャンネルで操作イメージがわかると思うので見て実感してください。

コスパ

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ファイルメーカーは、比較的低いコストでカスタムアプリケーションを開発できるプラットフォームです。

プログラミングの知識がなくても、直感的なインターフェイスを使用してアプリケーションを構築できるというのが一番の理由ですが、シングルユーザーライセンスの買い切りで手が出せないという金額ではありません。

もちろんエクセルなどと比べると高い!となってしまいますが、自分で仕事ツールを作って業績に貢献できることを考えると、コストパフォーマンスとしてはかなり優れているのではないでしょうか。

業務ツール以外でも、日記や自分史と言ったプライベートなカスタムアプリなんかも作れます。防災の備蓄品管理や服薬管理などにも応用ができます。

トータルで見ると、幅広い用途に使えます。仕事だけではなく、人生を賢く生きるためのツールとしても役立ちそうです。

参考:ライフツールの講座はこちら

モバイル対応

mobile device

ファイルメーカーはモバイルやクラウド環境との親和性が比較的高いです。

モバイルだとFileMaker Go(ファイルメーカーGO)というiOS用の無料アプリがあります。

FileMaker Goは、ファイルメーカーのモバイル版アプリケーションで、FileMaker Goを使用することで、iOSデバイス(iPhoneやiPad)上でFileMakerデータベースを実行し、データの入力、編集、表示、そして検索を行うことができます。

ざっくり言うと、パソコン版のFileMaker Proで作成したファイルをそのままFileMaker Goで使用することができます。

これで外出先や異なる場所からでも、作業を進めることができます。

Macを使っているなら、Air Dropで簡単にスマホに転送出来るので、お手軽にスマホアプリが構築できます。

また、ファイルメーカーはクラウドで同期することができます。

ファイルメーカーのクラウド同期機能を利用すると、複数のユーザーが異なるデバイスから同じデータベースにアクセスし、データの変更や更新をリアルタイムで同期させることができます。

クラウドでの同期には、FileMaker Serverやfilemaker cloudの契約が新たに必要になります。

セキュリティ

ファイルメーカーは、データのセキュリティを非常に重視しており、多くのセキュリティ機能を提供しています。

例えば、ユーザーごとにアクセス権限を設定し、データの閲覧、編集、削除などの操作を制限できるアクセス制御があります。これはすごく簡単に設定でき、初心者でも自分で作った日記アプリにパスワードかけることもできます。

また、管理者がデータベースへのアクセスや操作の履歴をログとして記録することができます。これにより、セキュリティ違反や不正アクセスの検知が容易になります。

他にもパスワード入力などデータベース内の特定のフィールドに対して、暗号化を適用することができます。

まとめ

個人事業主がファイルメーカーを使うべき理由

もしエクセルでの管理に限界を感じているのであれば、ファイルメーカー活用が一番賢い選択になってくるでしょう。

初心者でも実用的なカスタムアプリ構築することができますし、日本人ユーザーも多いのでネットの日本語の情報も多いので安心ですよね。

これは、私の個人的な感想ですが、エクセルより日本人の思考にあっていそうです。

セキュリティに関しても多くの方法を組み合わせることができるので、外部に漏らしたくない情報の流出対策にも本気で取り組むことができます。

それでも自分の仕事に合ったカスタムアプリを作る暇がない、どうやって作ったら良いかヒントが欲しい!と言う方は、こちらの講座をご活用ください。

10分お試し講座でまずファイルメーカーの操作に馴染んでから、初級講座に進むと理解も早まりますよ。

最後にポイントをまとめておきます。

お仕事の効率化に役立てていただければ嬉しいです。

個人事業主が業務ツールとしてファイルメーカーを使うべき6つの理由

  1. 柔軟性とカスタマイズ性の高さ
  2. 日本語対応 多くの日本人ユーザー
  3. 直感的なユーザーインターフェース
  4. コスパ
  5. モバイル対応
  6. セキュリティ

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はたさん

ブログ歴10年以上。ファイルメーカー歴15年以上。個人事業主やフリーランスのDXを応援してます。一緒に何かやりたい方募集中です!応募はこちらから