複数サイトやブログの収益化をする上で、所有サイト全体を俯瞰して見てみたい!と思ったことが一度はあるはず。
全所有サイトの売上動向やアクセス動向を一度に把握することができれば、まさに神の目!
どのサイトがうまく行っていて、どのサイトが停滞しているのかが一目瞭然になります。
低収益サイトをガンガン改善して収益を増やせば、全体の収益を安定化させられます。
また高収益サイトをどんどん伸ばすことで、さらなる高みを目指すのも夢ではない!
全所有サイトの状態を俯瞰する鳥の目を持とう
まずは完成形から。
こんな感じで全所有サイトの状況が一度に見られると、それぞれのサイトの状態がひと目でわかります。
まるで、映画に出てくるSFの司令室みたいな感じですよね。(言い過ぎかもしれませんが、そんなイメージです。)
まるで鳥の目をもったかのように、雲の上から地上を見渡すかのように、全サイトの状態を一瞬で把握できるんです。
全体を俯瞰できるので、個々のサイトの売上推移はもちろん、アクセス推移を表示すれば、どのサイトに勢いがあるのかとか、どのサイトが停滞しているのかがすぐに分かります。
個々のサイトの売上やアクセスの推移グラフを碁盤目状に配置して比較すると、どのサイトを優先的に改善の手をいれるべきかも、直感的に判断できます。
ここで紹介しているのは、売上推移(アドセンスとアフィリエイト発生)とアクセス推移(日当たりユーザー数)の2つになります。
もちろんこれら以外の数値を加えて良いです。サイトの運営上、必要と思われる項目を増やすことで、より精密にサイト状況を把握できます。
売上推移
売上推移はこんな感じ。
赤線がアドセンス、水色の線がアフィリエイトの発生ベースの実績です。x軸は時間軸でy軸は売上金額となります。
実数はアレなのでモザイクをかけていますが、売上の推移状況はどのサイトもそれぞれの動きをしているのが解ると思います。
右肩上がりに伸びていると思えば、急激に下ったサイトもあり、その後復活を遂げたサイトや伸び悩んでいるサイトもあります。
急激に上がったり、下がったりを繰り替えているサイトは、季節によって売上が変わるサイトです。
どのサイトを改善するかは、そのサイトのターゲット読者や現在の季節性、自身の思い入れの深さ、売上金額が全体に与える影響などを考慮にいれて判断すると良いでしょう。
優先順位を決めるときに、もう一つ見ておきたいものがあります。
それがアクセス動向です。
売上金額とアクセス数の関係は、個々のサイトによって変わってきます。大体の場合、アフィリエイト主体のサイトならアクセス数と売上はそんなに関係ありません。反対にアドセンス主体のサイトなら、アクセス数とほぼ比例する関係にあります。(例外はありますが)
それならば、アフィリエイトサイトならアクセス数は無視してよいかというと、そう単純なわけではありません。アクセス数が急減すると、アフィリエイト発生も急減するからです。
アドセンスサイトもアフィリエイトサイトもアクセス数と売上金額には関係性がある、と考えたほうが良さそうです。
日当たりのアクセス動向
日当たりのユーザー数の推移グラフはこんな感じ。
アクセスの推移を見たいので、月次のユーザー数でも日当たりの数でもどちらでも良いのですが、私の場合は、日次のユーザー数で考える癖があるので、日当たり数を入れています。
もちろん日当たりの数が気に入らなくなれば、すぐにデータの差し替えが可能になるようにしています。
ユーザー数ではなく、ページビューとかセッション数で見たくなれば、それらに切り替えすれば良いだけです。
こういうふうにカスタマイズできるところがファイルメーカーの良いところですね。
実数はアレなのでモザイクをかけていますが、どのサイトが伸びていて、どのサイトが落ちてるのかが一目瞭然です。
アクセス急減後に復活したサイト、復活できないサイト
アクセスが急激に下がったサイトがけっこうありますね。これはGoogleの検索アルゴリズム変更で影響を受けたサイトです。その後復活したサイトもありますが、低迷したままのサイトもあります。
どちらのサイトも同じように改善の手を入れましたが、V字回復できるサイトと低迷が続きさらに落ち込むサイトが出てきてしまいますね。
低迷したままのサイトと復活したサイトの違いは、おそらく競合サイトの数とコンテンツの品質のバランスにあると思っています。
復活したサイトは、競合サイトが少なく、コンテンツの品質もそれなりだったと思われます。
低迷したままのサイトは、競合が多く、コンテンツの品質が並以下だっため、Googleからの評価が上がらないと判断できます。
よって、低迷したままのサイトを復活させたい場合は、コンテンツの品質を高めつつ、競合サイトが少ないゾーンへシフトさせていくことが必要になってくると思います。
低迷したままのサイトは、小手先の改善をしてもすぐに元に戻ってしまうことが多いです。
そのため、サイトの基本設計段階から見直すなど、かなり抜本的な改善が必要になります。時間をかけてじっくり取り組む必要があると考えます。
ブログ収益化には、所有サイト全体の状況を把握するのが鍵
サイト全体の収益化に貢献
サイトを複数運営していれば、うまくいっているサイトとうまくいっていないサイトが出てきます。
まあ、これは普通のこと。全部が全部うまくいくなんて通常ありえないからです。
とはいえ、サイトの収益を考えれば、うまくいっているサイトはもちろん、うまくいかないサイトの収益も増やすことで、全体の収益性を安定化させたいはずです。
あるいは、季節性のあるサイトが強く、収益がある季節に偏っている場合などは、閑散期でも稼げるサイトを新規に作ることでサイト全体の収益を安定化させることに繋がります。
このようにサイト全体を見通すことができれば、サイトやブログ収益を安定化させるにはどうしたらよいか、という視点で考えることができるのです。
個々にひとつひとつ見ていくだけだと、ああこのサイトはうまくいっている、いっていないと確認するだけで終わってしまうことが多いです。それだけでは改善をしようにも、どこから手を付けてよいか判断できなくなります。
個別で確認していっても、全体として見たらどうなの?ってところは、他のサイトとの比較をしていかないと実際のところはよくわからないのです。
管理の効率化と改善サイトの優先順位に応用できる
ひと目で全所有サイトの状態を確認できるということは、それだけ管理時間を効率化することができます。ひとつひとつのサイトを見ていくには、サイトごとに確認する時間がかかってしまいますが、サイトの状況が一覧で表示できれば、一瞬で把握できるからです。
このサイトとこのサイトはまあまあうまくいっているから、今月はちょっと放置しておこうとか、3ヶ月連続で調子悪いこのサイトを今月は集中的に改善していこうとか、といったように、どこから改善の手を加えるかの優先づけもできるようになります。
このように、所有サイトの状況を俯瞰してみることで、サイトの収益に大きく貢献するだけでなく、管理時間の効率化やどのサイトを優先して改善するかといった優先順位づけにも応用することができます。
この動画では、必要最低限のフィールドに絞っていますので、誰でも簡単にサイト管理の基本的なシステムを構築することができます。
一度このシステムを作ってしまえば、後から好きな項目を自由に追加できるようになります。
また、将来的にアクセス管理や記事管理などといった拡張にも対応できるような設計なので、これから複数サイト管理をしていきたい方にも最適です。
プログラミングの知識は不要です。初心者でも簡単に構築できます。
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